ことばでスケッチ

自分の言葉で世界を記述する試み。デザイン/本/アイディア/映画とか

新学期に向けたSNS黒歴史削除のススメ

 出会いの季節に向けて身辺整理を

そろそろ新学期。多くの人との出会いの季節です。

 twitterアカウントやfacebookアカウントを初対面の人にアドレス代わりに教えあう機会もこれから多くなるのではないかと思います。

 そこで、第一印象を良くして快適な人間関係を送るためにもSNSなどに残る黒歴史を消してしまうことをおすすめします。

 

 僕はtwitterをメインSNSとして色々な目的で使っています。先んじて英語版では去年から機能が公開されていましたが、最近日本語版tiwtterでも今までの全てのツイート履歴の取得が可能になりました。

早速ダウンロードしてTwitterを始めたころのツイートを見てみましたが、下ネタや欝ツイなど、後々の人生においてトラブルの芽になりそうなものがたくさん見ることができました。

 そろそろ研究室にも後輩が入ってきたりするので、危険なデータをわざわざweb上に残しておく必要もないと考え、ツイートを全部消すことにしました。ダウンロードしたzipファイルさえPCに残しておけば思い出の保存としては問題ないですしね。

①今までの全てのツイートのアーカイブを削除。

ツイートを削除するにはここを使いました。tweets.zipをアップロードすることで過去のアーカイブもまるごと消せるようになりました。期間を指定してそこだけ消せるようにもなっています。僕はめんどくさかったので全部消しました。ただ前ツイート消去後もツイート数が0ではなくちょこっと残っているようなのでRTしたツイートのアーカイブだけは完全には消せないみたいですね。

 

 ②有事()の際に備えてtwilogにも非表示対応設定を。

 twilogはTwitterのツイートの自動取得・保存をしてくれるサービスです。アカウント認証をするとその時アーカイブ出来る全てのツイートが、また認証しなくても過去3200件までのツイートのアーカイブが日付やメンションした相手、ツイートなどのデータの分析が見れる便利なサービスです。しかし裏を返せば赤の他人から、何月何日は何してたとか、良く@でやり取りしているのは誰かとかプライベートな情報が全部分かりやすくなっちゃうんですから危険っちゃ危険です。ツイートを非公開にすることでtwilogに表示されなくすることもできますが、僕はtwilogへの表示の拒否設定をしました。これでアカウントをプロテクトしなくてもtwilogにツイートが公開されることはありません。こんな表示になります。

f:id:o_tsubo:20130323051741p:plain

 

 

③検索エンジンのキャッシュからも削除

f:id:o_tsubo:20130323053057p:plain

 もし削除した内容が検索エンジンのキャッシュに残っている場合、そこから過去の内容が見れてしまうので注意が必要です。キャッシュが更新されるまで我慢が出来るなら放置しててもいいと思いますが、気になるなら削除リクエストを出すこともできます。僕はtwilogの昔のキャッシュが残っているのでGoogleとYahooの検査結果からキャッシュを削除する申請をしました。(事前にGoogleアカウントの取得が必要になります。)(3/23日現在では申請保留中。) 

自分の情報は自分で守るという自覚

現実世界でおこったことがデータとして反永久的に形になって残ってしまう社会では、自分の情報をコントロールすることも必要になってきます。SNSでより良い人間関係を構築し快適に過ごす為にも、その自覚と管理は最低限の知識として持っておきたいですね。

要望としてはtweets.zipの中身はこまかい表示設定とかできないのでオフラインでデータを扱いやすく使えるツールとか電子書籍のようなデータに変換するツールが出ないかなと期待しています。

 

心機一転してこれからは後輩から尊敬されるツイートをして行こうと思います。

 全てをリセットした僕のアカウントがこちら

 

 

f:id:o_tsubo:20130323051653p:plain

 

 

RTは完全には消えてないんだった。…ウヒー。